《ブッケンライフvol,1》「ルーフバルコニーはアリなのか?」

ルーフバルコニーとは?

roof(屋根、屋上)の上にバルコニーがあるものを言います。一般的には、マンションや戸建の上階に付設されている広いバルコニーのことを言いますが、淵の部分に柵があり、人が立ち入ることができるビルの屋上などもそれに該当します。

 

ルーフバルコニーのメリット

マンション物件などをお探しの方で、ルーフバルコニー(以下、ルーバル)付き物件を好まれる方がたまにいます。その方々にお聞きしたメリットは以下のようなものでした。

 

  • BBQができる(こともある)
  • プランターが置ける
  • 洗濯物が広々干せる
  • 夏にビニールプールが置ける

 

BBQは煙が上がるので、マンションだと厳しいことも多いですが、まぁロマンですよね。本来閉塞的である日本のマンションに開放感・特別感を求めるのも非常に解る気がします。
気軽に外で食事できるのはいいですよね

 

では、デメリットは?

その反面で、実際にルーバル付き物件に住んでいる方からは「あまり出ない」「全然使えていない」という声も散見されます。極端な方だと、「屋上には年に1度しか出ない」という方もいました。意外と活用ができていないのです。掃除だって、大変ですよね。

 

また、ルーバルがあることによって、物件価格や賃料が上乗せされることもありますし、分譲マンションだと共用扱いになるため、管理組合に月1000円などのバルコニー管理料を支払わなくてはならないことも。
都会のルーバルだとどうしても周りの目が・・

 

ルーバルの価値をどう考えると、納得できるのか?

ということで結論、僕が考えるルーバルの価値とは「リビングから見える、余白感」ではないかと思うのです。

 

特に街中のマンションは、すぐ目の前に他のビルが迫っていることも多く、非常に圧迫感を感じやすいもの。しかしルーバルがあれば、それらが若干引いた形になり、窮屈さが和らぎます。つまり実際に使用しなくとも、それがあるだけで視覚的に余裕が生まれるということ。
この視覚的余裕が大事なのでは?

 

いいんです、使わなくても!あるだけで。

 

ちなみに私は、子供が野球を始めたら、ルーバルで野球の素振りを教えるのが夢です!

 

(osaki)

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